過疎地域でのドローンの有用性。
長谷地域にある八幡神社、
近年、屋根が酷く雨漏りをしていました。
屋根には木々が覆いかぶさっているところがあり、落ち葉やゴミが屋根に溜まり、コケが生えて雨水が落ちていかず浸食→雨漏りの構図でした。
屋根の改修は先月完了したのですが、改修費は氏子に負担してもらう事になっていますので、事前説明会のために証拠(画像)を揃える必要がありました。
以前は氏子の中で屋根に登れる人が何人もいたそうですが、地域全体の人口減少や高齢化が進み、登れる人が殆どいなくなったため、撮影は業者さんなどに依頼してその費用や負担も増えるようになりました。
今までと同じ状況を維持しようとする限りにおいて、人口減少が進むとますます費用負担が嵩む一例です。
(このような事は全国的に急増していると、つくづく実感します。)
屋根の改修は完了したものの、木々がそのままではまた同じ事になります。
しかし、どの部分を切れば良いかは、また事前説明が必要ですし、
他の建物や山からは到底撮影できない場所です。
そこで、先日バンブーマウス事業部が試験的に導入したばかりのドローンをお借りして、撮影してみました。
飛行ルートの打ち合わせです。
バンブーマウス事業部のメンバーもこの神社の氏子ですので、プロジェクトには最適です。
※飛行許可は得ています。
高度20mぐらいです。
長谷の皆さんも初めて見る映像です。
木々が屋根に被さっている様子がハッキリと撮影できました。
これで、説明会での資料はバッチリです。
ドローンの有効活用の一つかと思います。